私と同じシングルマザーの方は、一度は「ママ友との格差」について悩んだことはありませんか?
一口に格差と言いましても、「経済的な格差」「時間的な余裕」「子育てに関する心のゆとり」など、言い出したら切りがないほど、母子家庭の苦しさを味わってきたはず。
今回はシングル歴10年の私が感じた「シングルマザーとママ友の見えない壁」について実情をお話ししたいと思います。
ってことも多々あります(笑)
他人の悩みが羨ましいってどんだけなんだ…自分。
シングルマザーと一般家庭の違いは?
同じく子どもを持つママとシングルマザーは一体どんな部分が違うのか…具体的に挙げて見ます。
経済的な格差
これは色んなWEBサイトにも記載されていますが、シングルマザーの2世帯のうち1世帯が貧困であることが話題になっていますよね。
実際に、私もどちらかというと貧困世帯です。食費やら日用品やら交際費やら…めちゃくちゃ家計簿とにらめっこしながら支出してます(笑)
精神的なストレスを払拭したくて、スーパーの総菜片手にビールぐびぐび飲んだりしてますが、実際これも家計の大きな打撃であり、また新たなストレスが私の心にこびりついていく負のスパイラル(笑)
うちの息子は野球をやっていますが、道具やらイベント費やら…諸々の経費も最初の一年間めっちゃ大変でした。今こそ何となく「この時期にこのイベントがあるかもしれない…」と予測しながらコツコツ積み立てしてますが。
疲れた日なんかはよく
「今日はもうご飯支度もしないで総菜でも買って楽しなよ~」
とママ友同士で話したりしますが、実はその総菜を買うお金すら勿体ないと心の中で思っている自分がいます。そして心の奥底に眠っているダークな自分が
「総菜を楽に買える皆さんが心底羨ましい~!!!!ちくしょ~!!」
と嘆いています。
これは嫌味を言われているということではなく、自分が経済的に同じ土俵に立てない悔しさという意味ですね。
もちろん世の中のシングルマザーすべてが経済的に苦しんでいるわけではありませんが、私と同じく経済的な不安や格差を感じている人も多く存在するというが現状でしょう。
まぁうちの息子も総菜やレトルトあまり食べない子なので、結論から言うと総菜やお弁当は我が家には不向きなんですが…こういった些細なところから経済的な格差を感じてしまうのは、私だけではないはずです。
でも同じ「外食(レベル)」なら、美味しいモノを店に食べに行った方が良いかなって。
▼我が家の家計簿はこちら
時間的な余裕
シングルマザーはその家庭の世帯主です。
働き手が1人なので、当たり前ですが時間もお金も限られてしまいます。
私の場合、旦那がいないだけではなく「親・親族なし」の完全なる核家族なので、とにかく時間がありません。
元夫からの養育費や児童扶養手当などがあるおかげで今はコツコツとあらゆる在宅ワークを駆使しながら家で仕事していますが、家にいるからと言って別に自由な時間があるわけではないですよ。
掃除や洗濯・料理などの家事はもちろんのこと、息子の学校での話を聴いたり、野球の話をしたり、時には忙しい中でも一緒にシャボン玉をしたり、公園へでかけたりしながらコミュニケーションを取っています。
時々、ママ友を見ていて
「何であの人は同じママなのに元気でハツラツとしているのか」
「自分だけえらく疲労していて誰よりも老け込んでいる気がするわ…」
と一人ボソボソつぶやいています。
きっと自分にかけられる時間も少なからずあるのだろうし(あるのか?)、休めているんでしょうね。(これめっちゃ私の偏見かも)
私一人だけババア街道にどんどん近道している気すらしてきます。
ちょっと話は逸れましたが…要するにシングルマザーは「同じママ(主婦)でも時間的な余裕が少ない」ということですね。
▼子育てに疲れちゃっている人はこちらの記事もご覧ください♪
子育てに関する心のゆとり
子育てに関しても色々悩みます。どんなに息子に言い聞かせても心に響かない時もありますし、自分一人ではどうしようもできない…ということ何回もありました。
つい最近で言えば…苦しくてどうしようもなくなって、私交番に家出したんです。
警察なら家に残してきた息子を何とかしてくれるかな…という考えで。そしたら、
「お母さん、あのね!交番に来たところで僕たち事件じゃない限り、お子さんを保護することもできないし、お母さんの話聞くぐらいしかできないからね」
とバッサリ言われ、一人泣きながら近所を徘徊していました。(今考えるともうネタですね)
こんな時一緒に子育てについて考えてくれる人がいないことについて、ものすごく寂しくなりますし、やり場のない複雑な感情や解消のできない不安でいっぱいになります。
自分のことならまだしも、子どものことだから余計に辛いんですよね。シングルマザーに限らず、子育てって、子を持つ親にとっては永遠のテーマなんですが、その辛みや悩み、苦しみや喜びを共有できないと息詰まります。
この気持ちに共感してくれるシングルマザーはどのぐらいいるのか、ぜひ知ってみたいものです!
これ以上なにを頑張れば…って投げやりな気持ちにすらなる。
格差を感じているのはあくまでもシングルマザーだけ!
ここまで「シングルマザーとママ友の格差」についてダラダラ語ってしまいましたが、この格差を感じているのはあくまでもシングルマザー側だけのパターンが多いですね。
少なくとも私が仲良くしてもらっているママ友は、私の事を見下したり「あの人シングルマザーだからね~」なんて言う人はいません。
言っている人もいるのかもしれませんが、多分その人の事は私自身「友達」と認識もしないので、問題ないです。
むしろ、この格差については実際にシングルとして子育て&生活してみないと実感できないことなんじゃないかと思っています。
シングルマザーは同情ではなく「理解」を求めている
ここまで記事を読んで私に同情してくれた人もいるかと思いますが(いない?)、「シングルマザー辛く苦しんだよ~」とか、「シングルマザーは過酷なんだからね~」と悲劇のヒロインになっているわけではありません。
むしろ同情なんてされたら、逆に見下された感あって傷つくので辞めてください(笑)
そうじゃなく、リアルな現状に少しでも理解してくれたらいいなって思っています。
私だけではなく、世の中のシングルマザーは「みんなと同じようにできそうでできないことがある悔しさ」を大なり小なり感じたことがあるはずなんです。
そこに少しの理解があるだけで、どんなに心が救われるかわかりません。
この記事がより多くのシングルマザーの方に届けばいいな♪と思っていますので、これからもブログの応援をよろしくお願いします☆
一緒にシングルマザーライフを楽しんでいいきましょう♪(笑)
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