中学、高校、大学…と、ほとんどのお子さんは10代のうちに何度か受験をします。受験勉強に必死になったり、内心点を高めようと学校生活を踏ん張ったりと子どもが頑張るイメージの強い受験。
しかし、親のストレスや負担も決して軽視できません!!私も中3男子を育てる母ですが、中学3年生の夏から進路に悩んだり、お金の工面に苦労したりと、心身ともにしんどい数ヶ月を過ごしました…!
「受験するのは子ども」なのですが、子どもを支える親の心労は測りきません。そこで今回は「受験ストレスから解放されるポイント」を紹介します。合否発表まで気が気じゃない毎日を過ごしている方は、一緒に心を落ち着かせていきましょう♪
息子受験中の時間を使って、このブログを更新中(笑)
受験で親がストレスに感じるポイント
受験でなぜ親が疲弊してしまうのか。その理由は以下の3つが考えられます。ストレスを根源から解消するためにも、まずは自分がどのように受験と向き合っているのか、チェックしてみてください。
子どもの勉強時間の確保や進捗状況に関する悩み
受験生の親は「とにかく勉強して」って気持ちになりますよね。塾や家庭教師に勉強のサポートをしてもらう方も多いですが、結局毎日の家庭学習は本人のやる気にかかってます(笑)
でもYouTubeやInstagram、TikTokなどのSNS、ゲームやマンガ(アニメ)の誘惑に負けてしまい、ついつい勉強は後回しにしてしまう。
大丈夫です!多くの家庭で、子どもたちが誘惑に負けています!
(あなたの家の子だけじゃありません♪)
親としては「一生に一度の受験なんだから、怠けてないで勉強しなさい」という気持ちです。なので、子どもが勉強をせずにダラダラ過ごしているとイライラしちゃいますし、学校や塾の宿題が予定通りにできていないなんてことがあれば、気が狂いそうになりますよね!
受験日が近づく度に「勉強をしない(進まない)子どもに対するストレス」は日に日に強くなっていきます。
受験をきっかけに子ども中心の生活に染まる
受験がきっかけで生活全般が子ども中心になってしまった家庭も多いのではないでしょうか。
受験は「その年だけだから」と気合を入れている親も多いです。ご飯の時間やお風呂の時間、自分の余暇時間もすべて子どもに合わせている方も少なくありません。
でもいくら自分の子どもでも、他人軸で生きるのって結構疲れますよ。お腹が空いたけど子どもの勉強が終わるまでご飯は我慢しようとか、子どものタイミングでお風呂を入れようとか…ちょっとしたことのように感じる出来事も、実は結構ダメージ食らってます。
自分の時間を犠牲にしてまで受験を応援しているのにも関わらず、子どもが怠けていたらさらにガックリしちゃいますね。
受験や進学にかかる費用のお金の悩み
勉強して結果を出すだけで進学できるのなら良いのですが、進学にはお金がかかります。
入学金や制服ジャージなどの必需品、毎月の学費や修学旅行などの行事費用。細かく算出していくと吐きたくなるくらい子どもの教育費はかかります。
それでも我が子が受験したいと強く願っている学校であれば、進学させてあげたいと思うのが親心です。受験に合格するために塾を契約したり教材をかき集めたりする親御さんもいるかもしれません。
だけど、それにだってお金はかかるわけで、気づいたら家計が火の車…なんてことも。かくいう我が家も貯金がすっからかんになりました。
お金に関する悩みって、メンタルにドーンときますよね。
毎日お金どうしよう…って数ヶ月悩んでました。
親が受験ストレスから解放されるための対処法5つ
親の受験ストレスは、受験さえ終われば解放されます。でも毎日のようにストレスを感じているのであれば、すぐにでも解放されたいですよね。
ストレスをゼロにするのは難しいですが、心が軽くなる方法はあります!親御さんの気持ちに余裕がなくなってしまうと、お子さんも受験のプレッシャーを強く感じる場合があるので、以下5つのポイントをすぐにでも実行してみましょう♪
子どもに過度な期待をしない
受験に期待しすぎると、親も子も疲れてしまいます。目標の学校に入学したい!といった夢は大切ですが、過度な期待はストレスです。
お子さんは「期待に応えられなかったらどうしよう」「受験に落ちたら親をがっかりさせてしまう」と不安になりますし、親も期待通りの結果にならなかった場合、心の中で落ち込んでしまいますよね。
受験に必死になるが故に「なんで(子どもが)思い通りにならないのか」と感じてしまうことも、正直あるのではないでしょうか。
受験は将来を左右する大事なイベントではありますが、過度な期待は自分も子も苦しめるので、もう少し気を楽にして受験に挑みましょう。
自分の生活も大切にする
受験期間中はどうしても子ども中心の生活になりがちですが、親の生活も同じくらい大切です。小さなストレを溜め込まないためにも、自分の生活も大切にしましょう。
子どもの好きなご飯のおかずばかり作るのではなく、たまには自分が食べたいものを食卓に並べたり、好きだけ自分の好きならテレビを見たり…と自分の時間を大切してみてください。
自分の気持ちに余裕が生まれると、きっと家族や周りにも優しくできます♪張り詰めていた気持ちも少しは和らぐかもしれません。
親の気持ちの余裕のなさは、意外と子どもに伝わっています。受験生であればなおさら、ピリピリしている雰囲気を敏感に感じ取っているかと。
ストレスを軽減しながら受験に挑むためにも、自分を大切にしながら心の余裕を作りましょう!
周りの人に悩みを共有する
受験に対するストレスや不安を1人で抱え込むのはよくありません。小さな悩みが大きな不安に変わる前に、少しずつ吐き出してみましょう。
家族や友人などに受験に対するストレスを打ち明けてみてください。大きなストレスに感じていたものも、人と共有することで消化されることもあります。
何より、周りがサポートしてくれるきっかけになるかもしれません♪
私は常に1人で悩みを抱え込んでしまうタイプ。
人と話せばもっと軽くなる悩みもあっただろうな〜と思います!
生活やメンタルに負担の大きい受験を見直す
生活が押し潰されつつあるのに、それでも受験に必死になっている方も珍しくありません。
家計に見合っていない教育費の支出や、学費のために寝ないで働くなど、受験が心身の健康に影響しているのであれば、思い切って受験先を見直す方法もあります。
もちろん、子どもに夢をあきらめてもらうといった意味ではありません。より現実的であり、着実にステップアップできる道が見つかる可能性があります。
私の場合、息子は野球で進学します。市内の高校に行ってくれれば費用も負担も減る…と思っていたのですが、現実的に考えると毎日のお弁当作りや洗濯、週末の応援など、市内にいる方が私の負担は大きくなると友達がアドバイスしてくれました。
なので、息子は自宅から車でも気軽に行けない距離の学校へ進学することを決意。本人も母の負担を気にせず多くの時間を野球に費やせることに大変喜んでまして(笑)結果、私も息子も自分を大切にしながら進める進学先が見つかったと思っています。
私のように視点を変えることで新たな道が見つかる場合もあるので、受験を控えている方はぜひ見方を変えてみてね♪
お金の悩みは受けられる支援を探す
もしも、受験や進学の費用に不安を感じているのなら、受けられる支援を調べてみましょう!
世帯収入が一定額以下であれば就学援助制度が使えて、学費の負担が軽減できる可能性があります。ひとり親家庭であれば社会福祉制度や寡婦(夫)を対象とした支援で、就学費用の一部を借りられる可能性があります。
地域によって受けられる支援の名前が違ったり、条件が異なったりするので、各自治体のホームページを確認してみてください。
参考までにいくつか支援制度のリンクを貼っておきます!
受験ストレスは終わりがある!心穏やかに受験日を迎えよう
受験に関するストレスは、受験さえ終われば解放されます。終わりの見えない試練を乗り越えるのは至難の技ですが、終わりの見える課題は少しだけ頑張れますよね。
ずっとストレス状態が続くわけではないので、受験が終わるまで少しずつ自分の疲れとストレスを癒してあげましょう。子どもを大切に思うなら、自分も大切にしてください。
もう少しだけ、あとちょっとだけ…と自分を励ましたり、自分の好きなことをしてリフレッシュしたりしながら、乗り越えていきましょうね♪
偉そうなこと言ってるけど、私もだいぶストレスにやられてましたから、みんなそんなもんだと思ったら気が楽になりますよ♪(笑)
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