2019年12月に元旦那から養育費の減額申請があり、冬休み空けの1月に無料の弁護士相談に行ってきました。8月の末になってやっと、減額請求が進展したので、同じように苦しんでいる方のためにも詳細を綴ろうと思います。
いつか元旦那から養育費の減額請求が来るとは思っていましたが、あまりにも弁護士とのバトル内容が酷いものだったので、久しぶりの精神的打撃です。
ということで!今回は「養育費の減額」について、詳しく解説します。
元旦那から養育費の減額について相談された
私がこのブログで楽しく節約に励んでいた12月…突然、元旦那からLINEが届きました。
・再婚相手の連れ子がこれから大学に上がるためお金が掛かること
・下にも小さい子供がいること
・破産しそうな家計状況であること
簡単に説明すると↑の理由で今の養育費の減額申請をしたい!と、去年の年末に打診がありました。
元旦那は息子が4歳くらいの時に再婚しています。
(私の計算が正しければ、子供ができて再婚したのかな…)
再婚相手もバツイチで、子供がいるのは知っていました。
私は別に彼の人生には興味がないので、特に聞きたいこともありませんでしたし、子供の性別も息子経由で聞いたぐらい疎遠です(笑)
むし「良い人に出会えたのなら良かったのかな?」と思ってたくらい穏やかな気持ちでした。
12月に話を聞いてみると、どうやら破産しそうな家計らしく、養育費の支払いが苦しいみたいです。それだけ苦しいと訴えるくらい家計が厳しいのなら、養育費の減額請求は当然っちゃ当然なんです。
いつかはこんな日が来るんじゃないかなとも思っていました。ただ、私が想像していたよりもちょっと早くて困るな~ってのが、本音でした。
うちも全然生活は裕福じゃないですし、貯金だって…すっごい少ないです(笑)
今を生きる!という意味では、親子で気軽に楽しみながら生きてますけど、決して楽じゃないですよね。
実際に今貰っている養育費を半額にして欲しい!と言われたので、家計的にかなり焦ります…!!
養育費の減額の条件とは?
12月に元旦那から連絡来てからすぐには、この問題と向き合う精神力がなく。
結局、行動に移したのは今年に入ってから。もっと言うと「弁護士相談の当日まで何も考えられなかった」のが現状です。
結論から言うと、私は調停で養育費の減額について話し合うことにしました。
1月末の時点では、元旦那からは「弁護士を雇うので弁護士を通じて減額申請について話し合いたい」と言われていました。
ただ、それでは元旦那側の弁護士が有利になるのは目に見えていたので「お互いが公平な立場で話し合うために調停を申し込んでね」と伝えていました。
弁護士の方には悪いですが、減額の条件が揃っているのであれば、わざわざ高い弁護士費用を払ってまで話し合うことではないと考えたからです。
しかし、されど待てども家庭裁判所から調停の案内は届きません。
コロナウィルスの関係で調停そのものが難しいのかな?と思っていたのですが、8月になって突然、弁護士から一方的な減額請求の書類が届きました。
私はまず「養育費の減額請求の条件」を調べました。
再婚して扶養する家族が増えた場合
相手が再婚をし、扶養する家族が増えた場合、養育費が減額される可能性があるのだとか。
単純に扶養する家族が増えれば、それだけ養育費の分配も少なくなるというわけです。
ちょっとわかりにくいので図で説明しましょう。
収入から逆算して、養育費に当てるべき額が6万円が妥当であると仮定した場合、子供が1人であればそのまま6万円が妥当の養育費と判断されます。
しかし、再婚して扶養する子供が増えれば、養育費の配分もほぼ平等になるよう考えられるそうです。
※あくまでもイメージしやすいように説明してます。
子供の年齢にもよって割り当てられる金額のパーセンテージも変わるそう。
うちの場合は、私の子(息子)と、再婚相手の連れ子(養子縁組している)と、再婚相手との間の子で養育費を計算するのだとか。
ちなみに再婚相手は働いていないそうなので、扶養家族の1人に含まれているのかも。
▼養育費の相場は算定表を参考に!
支払う側(元旦那)の収入が減った場合
単純に支払う相手の収入が減った場合も、養育費の減額申請をできる条件になります。
離婚した当初は高い年収だったけど、理由があって収入が減ってしまうなんてこともありますよね。
養育費は基本的に「相手の収入(年収)」と「自分の収入(年収)」を照らし合わせて、計算をしますので、これは本当に致し方ない!
無いものは払えないですから。
元旦那も収入が減った現状があるので、養育費の減額は正当な請求であるとわかりました。
なので、減額に対して私がとやかく文句を言うのは間違っています。(感情論は別だけど)
極端な例ですが、無いものを頂戴!と言っても無意味ってことです。
受ける側(私)の収入が増えた場合
逆に私の収入が当時よりも多かった場合も、養育費の減額申請をする理由になります。
前述したとおり、養育費は「相手の収入(年収)」と「自分の収入(年収)」の折り合うところで価格が設定されているので、自分の収入が増えても養育費の減額に値するというわけ。
逆を言えば、当時よりも収入が低ければ今よりもっともらえる場合もありますし、相手の年収が上がっていれば、再度養育費の見直しをすることもOK。
もっと突っ込めば「養育費算定表はあくまでも相場や目安なので、当事者がどの金額でも納得していれば約束は成立する」のです。
ただし、この場合は公正証書や調停証書でしっかりと証拠を残しておきましょう。
受ける側が再婚した場合
私が再婚をした場合も養育費を減額する理由になることも考えられます。
ここで重要なのが、子供と再婚相手が養子縁組を組んでいるかどうか。
再婚相手とうちの子が養子縁組を組めば、再婚相手に扶養する義務が産まれるので「養育費の免除」だって考えられます。
逆に、再婚しても、再婚相手と養子縁組をしなければ、子供の養育義務は元旦那にありますので、養育費を支払う義務があるということ。
養育費の減額を相談される理由はよくわかるけど…
結果…元旦那が養育費の減額を申請する理由はよく理解できました!
ただ、私が納得していないのは「息子のことを考えてこれから先も再婚しない」とか「息子のためにできることがあればしたい」とか言っておきながら、早々に再婚して、子供作って、やっぱりお金ないから減額を~なんて気持ちが浅はかだと言いたい。
本人にも何度も言ってますが
「お金意外に何もできないなら、お金で助けてよ」
って話です。(ひどいよね、私)
養育費を減額されても、週に一度でも夜息子を見てくれれば、私だってその分、副業として働きに出れます。
今は自分の病院に行くのも息子を連れて歩くしかない時もありますし、息抜きだってできることが限られているわけです。
子育てってそういうことでしょ。お金ももちろんかかるけど、自分一人の手じゃ回らないことも無理して回さなくちゃいけない。
ましてや「このままじゃうちが破産しそうだから養育費の減額を~」と言っている割には奥さん働いていないなんて…正直ちょっとイラついちゃう。
今の奥さんは体調が悪くて病院に通っているから~と言うけど、私だってもう何年も通院してるし、むしろ医者からは働くことすら本来は許可されていないけど、息子のために頑張っている。
体調については人それぞれ感じ方も違うからとやかく言うつもりはありませんが、私だって体に鞭打って働いているんだから、そこは引き合いに出さないでほしいなって思いました。(→完全に私の主観w)
とりあえず無料弁護士相談を利用してみた!(法テラス)
とりあえず、提案された養育費が妥当な金額かどうかでも聞きたく、弁護士さんのところへ相談にいきました!
提案された金額は別に低くもないけど、高くもない(→これが妥当なのかw)とのことですが、これから進学やらなんやらかかる年代なので、その辺は私も提案してもいいと。
最終的には当人同士が納得できるかどうかがポイントとなるそうなので、もう少し踏み込んでみようかなと考えています。
それでも納得がいかない場合は家庭裁判所の調停?
元旦那は弁護士が作成する公正証書で減額の取決めをしたいと言いました。
確かに調停は時間かかるからね。これも気持ちわかる!!!!
金額はともかく、私は納得いくまで物事を追求していきたいので「減額したいのなら、調停を申し込んでね!」と伝えました。
弁護士を挟むかどうかは悩み中ですが、とりあえず納得のいく話し合いをしていきたいと思います!!!!
突然来た!元旦那の弁護士からの突然の通告!
その内容があまりにも一方的だったので、かなりショックを受けました。
元旦那は調停ではなく、弁護士を挟んでの和解を望んだよう。
私から言わせてもらえば、その弁護士費用すら勿体ないと思いますし、「今にも破産しそう」とか言いながら弁護士雇えるくらい生活に余裕あるんじゃん!と怒りすら覚えました。
そして「調停で公平に話し合いをしたい」という私の意志も全く無視されたというわけです。
▼弁護士から来た来た書類の中身を一部かみ砕いて紹介します。
→この申請に対し、連絡がなくても10月からは減額を実施します。
・5年以上も前から減額の条件があったのにも関わらず、依頼者はあえて減額申請をしなかった
→元旦那の気持ちを考えれば、減額に納得できるでしょ。
弁護士は依頼人の希望を通すのが仕事なので、仕方ありませんが…「調停調書を交わしているのに、勝手に養育費を減額をするのは許されることなんですか?」と聞いても「法律的には認められません。なので、差額分を後に請求されても仕方ないと思っています」と言う始末。
「子育てについて協力し合うと調停調書でも約束していますが、もう8年は息子と会おうともしませんけど、そこは許されるんですか?」
と聞いても「ごもっともです。依頼人に伝えておきます」というばかりで、3度以上同じこと聞いてもまともな返事はありません。
結局、養育費の減額申請については正当な条件が揃っているので、私は納得するしかありません。
話し合いなんてものではなく、私が納得するしかできない内容だけ突きつけられて終わりです。
調停に持ち込むか悩みましたが、減額自体は避けられない事実だと思ったのでやめました。
私が弁護士を雇おうが結果は変わらないですからね、時間の無駄です。
最終的に、この養育費の減額請求で決まったことは
それだけですね。
子供の面倒については弁護士に話をはぐらかされたり、鎌をかけて話をしていると、元旦那はよりも、今の嫁が息子と関係を持つことに抵抗があるのだと感じました。
(養育費も結局のところ、今の奥さんが賛成していないようなことも言ってましたし)
そんなに息子と会いたくないなら会ってもらわなくて結構です。
私が誰よりも愛情をかけて、息子をしっかり育てますから。
養育費減額請求であらわになった離婚の現実
結局、離婚する時にどんなに話し合っても、子供と一度離れてしまうと「息子は過去の思い出」であり、責任感や思いやりなんかは生まれないのでしょう。
口では「今でも息子のことを想っている」と言っていましたが(去年)、言動が伴えないなら、安易に子供に期待をさせるような言葉を吐かれるのは困ります。
再婚相手にしてもそうです。
心の中で私たち親子のことをどう思っても構いませんが、子の親であるなら(ましてや自分もシングルマザーだったなら)もう少し違った形で、父と子の関係について大人な対応をするべきだと思いました。
でも、元旦那も再婚相手も人間なので感情が先立ちます。厳しいですが、これが離婚の現実でしょう。
離婚すれば全て終わると思っていましたが、子供がいるとそうはいきませんね。お金のことはもちろんですが、子供の福祉環境を整えるのは全然簡単じゃないです。
結婚・妊娠・出産・離婚…など、結局はすべて大人の責任であり、大人だけの問題ではないことを私たちはしっかり肝に銘じて生きていかなければならないと、再認識した出来事になりました。
離婚した夫婦が歩み寄るなんて難しいことですが…話し合いに応じると言っても、弁護士を使ってまで自分の言い分を通すなんて、大人げないですね。
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