このブログではしつこく「毒親」に関する記事を書いてきました。
「どんなに努力や結果を出しても親に罵られる」
「自分の意思を無視される」
「親を大切にしろと人生の基盤を勝手に決められる」
このように「自分が自分でいることの意味がわからなくなる」疑問が浮かんで来たら、もしかするとあなたの親は毒親かもしれません。
この記事では、これまで私が経験してきた毒親からの仕打ちを綴った体験記や、実際に絶縁に至るまでの方法などを、詳しく解説していきます。
毒親との関係が「辛くて」「苦しくて」「やるせない日々」を過ごしている方は、ぜひ参考にしてください!
コロナウィルスの影響で家にいる機会が増え、より一層、親との関係に疑問を持ち出した方も少なくないでしょう。
今まさに親との関係に悩んでいる方に私の体験を参考にしてくれたら嬉しいです!
【リアルな体験記】毒親との関係に葛藤!私が洗脳から解放されるまで
私は毒親との絶縁に踏み切るまでとても長い時間を費やしました。
一緒に居ることが自分の人生をどれだけ追い込むことになるのかわかっていながら、心のどこかでそれを否定したい自分もいるんですよね。
「本当は私のことを愛しているはず!」
「親にとって私は必要な存在でありたい!」
「ただ子供(私)に厳しいだけ」
そんな自問自答を繰り返しながら、自分の精神状態を保っていたのだと思います。
しかし、落ち着いて自分のことを第三者の視点で観察してみると「正常な判断ができなくなっている」自分に気づきました。
どんな親でも私の親には変わりありません。可能であれば、親との関係を作り直すことが理想。
でもそれは無理です。
自分は変われても人はそう簡単に変わりません。親は関係の変化すら求めていない可能性の方が高いです。
私が親の洗脳から解放されたのは、約6年前。
息子が小学校1年生の時に、私は消えるように引っ越しをしました。もちろん、引っ越し先も教えていませんし、連絡も全てシャットアウト。
もう6年は親と会っていませんし、この先も会うつもりはありません。
▼私が毒親から解放されるまでの経緯や心の葛藤について、詳しく以下の記事で紹介しています。
昼ドラのような実体験で、現実味を感じないかもしれません。しかし、世の中には私のように(むしろ私よりも)苦しんでいる方がいることをこの記事で知っていただけたら嬉しいです。
「私って苦労人だなぁ。」って思います
(今だからね)
疲れとストレスが原因!毒親との関係やシングルマザーとしての環境から病気になったお話
私は20代前半で「転換性障害」という精神疾患を患いました。
私が病気になったのは「疲れ」と「ストレス」が原因だそう。今でも月に1度の通院をしています。
21歳になる頃、私は旦那と離婚してからすぐに息子(当時1歳)と二人暮らしをはじめました。息子はよく泣く子で、特に夜泣きが激しかったです。
夜は30分おきに抱っこしたり、おむつを替えたり…。フルタイム(正社員)で働いていたので、眠る時間も休む時間もありません。
親に体の不調や寝不足・疲れなどを訴え、無理やり息子を預けたこともありますが、基本的に
「離婚したあんたが悪いでしょ」
と言われ、私が休むことに良い顔はしてくれません。
(子供を預ける何かしらの対価(お金)があれば喜んで面倒を見てくれますけどねw)
それでも私は母親が好きでしたので、身を削ってでもお金や労力をつぎ込む日々。
「今日病院に行くから何時に迎えにきてね」と言われれば車で20分以上の距離でも向かいましたし、「生活費が足りない」と言われればすぐにお金をわたしに行きました。
しかし、そんな日々を送っていたある日、突然私は半身麻痺になり、倒れるように崩れたのです。
病気になるまで常に自分を精神的、肉体的に追い込み、知らぬ間に自分の身体を壊していってしまったのでしょう。
転換性障害になるまでの生活や、病気になってからの悲惨な日々について▼の記事でお話ししていますので、精神的・肉体的に限界を感じている方は「明日は我が身」という気持ちで記事を読んでみてくださいね。
精神病は誰にでも起こりうる心の病気です。
もしも、あの頃…私に休養とするための時間とお金があれば病気になんてならかったのかもしれません。
だから、もしもこの記事を読んでいる方の周りに「無理している人」「頑張り屋さん」がいたら「休んでいいよ」って言ってあげてください。亡くなった三浦春馬さんも、きっと頑張りすぎたんですよね…きっと…
毒親育ちの特徴!絶縁後の苦悩や1人で生きることについて
大好きだった毒親wと絶縁してから今年で6年目になります。
絶縁するまでは色々な葛藤や迷いがありましたが、結果的に私が今自分を取り戻せたのは「親と別れる勇気」を持てたからでしょう。
しかし、毒親と絶縁してからは「自分が幸せになっていいのか」と自問自答を繰り返し、息子や友達から「愛されることに不安を感じる」にもなりました。
自分に自信を持つことを許されなかったので、いざ1人で駆け出しても、なかなか前向きにもなれません。
どうやら、このような拒否反応は「毒親から育てられた人の特徴」ともなっていて、私と同じような境遇の方は、共感できることが多いはず。
▼詳しい特徴については別記事で紹介しています。楽しいことや幸せなことに罪悪感を感じる方はぜひご覧ください。
人は育った環境で価値観が違う!とよく言いますが、本当にその通り!
幸せに拒否反応を起こしてしまう傾向がある方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
毒親と絶縁して本当に良かったことや現実的に困ったこと
毒親との絶縁を通して素直に「良かった」と思えることや、悔しいことに「困ったこと」もありました。
自分の人生と言う大枠で言えば「今が充実している」と言えますが、「親がいない環境で生きていく厳しさ」も痛感している次第です。
本当に悔しい!の一言しか出ませんが、どんな親でもいるのといないのとでは、過ごせる環境に差が出てしまいます。
私の場合はシングルマザーという環境であることもマイナスに働いているのだと思いますが、見切り発車で失敗しないためにも私の教訓を活かしてください(汗)
親と縁を切るとはどういうことなのか。1人で生きることの楽しさや苦しさを理解してから行動に移していきましょう。
自分が後で困らないために毒親と縁を切るまでの着実なステップ!
私はこれまで親との関係に違和感を感じていたものの、絶縁を決意してから実行に移すまでは2ヶ月ほど。
「もう嫌だ!」と思ってからは、親と早く離れることしか考えられず、わりとあっさり親の元から去ったと思います。なので、私はどちらかと言うと見切り発車でこれまでの環境を捨てることになりました。
しかし、実際には息子と二人三脚で歩むには厳しい現実も待っており、今でも決して楽な生活は送れていません。
こんな「しなくてもいい経験」を皆さんが体験しないよう、私の経験から毒親と絶縁するまでの着実なステップを考えました。
▼新たなる人生をスタートさせる前に、こちらの記事にも目を通してみてくださいね!
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